2002年11月11日 信濃毎日新聞 朝刊より

 

 

 

 

 

都内の愛好家らハンドベル演奏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

信州新町日原東の特別養護老人ホーム「久米路荘」は、十日都内のハンドベル愛好家らを招き、演奏会を開いた(写真)。

施設利用者約80人が集まり、「さくらさくら」「もみじ」など、なじみのある曲に耳を傾けた。

演奏したのは、愛好家グループ「サウンドチャットせたがや」のメンバーら十一人。

各地の老人ホームなどでボランティアで演奏しているという。

6年ほど前、同グループ代表の大穂孝子さんが、そばを食べに町内を訪れた際に、店の関係者から施設の紹介を受けて始まった。今回で3回目。

「簡単だからやってみて」との呼びかけに、お年寄り8人が演奏に挑戦した。授業の一環で同日訪れていた犀峡高校の生徒と二人一組になり「故郷(ふるさと)」を演奏。思い切りハンドベルを振っていた。