2008年 GAYAGAYA 夏号より

 

 

 

 

音楽の楽しさを再発見

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世田谷区のシニアライフ誌 「GAYAGAYA  2008夏号」に活動を紹介されました。

(財)せたがや文化財団音楽事業部では、区の音楽文化の振興事業の一環としてコンサートや楽器体験のワークショップを開催している。

 

中高年対象の企画がないか尋ねたところ、クラシックを楽しんでいるグループを紹介された。それが「サウンドチャットせたがや」である。

1998年に、あるボランティア団体の食事会でのチャット(おしゃべり)の中から、”いきいきとした老後、好きな音楽を皆で創ろう”を合言葉に60歳以上を対象に立ち上げたのが「シルバーアンサンブル・SETAGAYA」。

 

童謡の合奏から始めたのが、2002年に若手のメンバーの加入もあり、年齢に関係なく楽しもうと今の名前に改めた。 弦楽器(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)、管楽器(フルート・クラリネット)で構成され、自分の楽器を持っていない人は打楽器のチャイムトーン(ハンドベルに似たもの)を楽しむ。

 

現在20名ほどの会員が毎週火曜日の午前中に弦巻区民センターで練習し、ポピュラー曲からバッハ、ヘンデルのバロック小品、モーツアルト、ハイドンの交響曲なども手掛けている。演奏会は区民センター祭りをはじめ、区内の各種イベントで開催している。また、老人ホームでの演奏も多く、これまで信州新町(長野県)や宮古島まで遠征した。

 

指導・指揮は長年中学校の音楽教師を務められた全せたがや吹奏楽団副理事長の大穂孝子先生。作曲を専攻されただけに各楽器の譜面づくりはお手のもの。ユーモラスに、かつ厳しくタクトを振っている。

 

音楽が好きでアンサンブルを楽しみたい方、昔やっていてもう一度楽器を手にしてみたい方、しまったままの楽器を出して音楽づくりを楽しみたい方、ぜひ参加してみてください。